内向型主婦の頭の中

何でもありの記録ブログです。

【これまでの家でのピアノ練習環境を振り返る】音楽と私 オルガンから始まった

こんにちは

 

さっそく前回のつづきです。

(ながく続いてますねぇ〜。自分でもしつこいと思ってます。笑)

 

 

こうして

初めての電子ピアノを迎え入れ

ヘッドホンで時間帯を気にせずに

いつでもピアノを弾ける環境ができました。

 

長年ピアノを習っていましたが

こんな環境は初めてです。

 

ちなみにこれまでの

練習環境はこんな感じ↓

 

①幼児期〜小学校中学年

 中古オルガン

②小学校中学年〜中学3年

 中古エレクトーン(父親が知り合いからもらったかなり古いもの)

③中学3年〜高校3年

 中古アップライトピアノ(ピアノ習って10年目にして祖母が知人から安く譲り受ける。祖母とこのような素晴らしい機会に心から感謝!!)

④大学生活

 実家を出たためピアノと離れる。

サークルの部室にあったアップライトをたま〜に触る程度。(独唱曲の伴奏練習をする時位しか弾いていない)

⑤大学卒業後〜社会人約4年間

 練習環境どころか鍵盤にも触れる環境すらない。

⑥社会人4年目〜結婚後家を建てる前まで

 電子ピアノ(一つ前の記事参照)

 

オルガンからスタートするのはまだ理解できますが

途中なぜかエレクトーンに(笑)

私以外の家族はだれも音楽をしていなかったので

鍵盤であればどれも一緒という感じだったんでしょうか。

謎のボタンはたくさんあるし、足鍵盤まである。

鍵盤は2段だし、鍵盤の数足りないし、ペダルないし、タッチ軽いし、強弱つけられないし、、、。

おまけに壊れかけてて変な音でてたwww

こんな恵まれてるとはいえない練習環境だったので

教室での先生とのレッスンで初めて

曲の高音部を音出して弾けたし

ペダルもぶっつけ本番でしたよ。

当時の私頑張ってましたね(笑)

 

周りのピアノ習ってる友達はみんな

アップライトとか電子ピアノもってたので

羨ましくて羨ましくてたまらなかった。

小さい頃からそんな環境で練習できる友達をみると

環境の不平等さに子供ながらに

悔しい思いをしていました。

 

でも家庭の経済的なこととか

子供ながらに気をつかっていたので

文句を言ったことはありませんでした。

オルガンやエレクトーンでも一応

鍵盤には触れて練習できますしね。

習わせてもらえてただけで幸せです。

音楽をこんなに好きになれたんです。

こんなに幸せな気持ちになれるんです。

 

 

中学3年の時にアップライトピアノがきた日は

嬉しすぎて学校からダッシュで帰りましたよ(笑)

家に設置されたピアノを見たときの光景は

今でもはっきり覚えています。

(ばあちゃん、ありがとう)

 

こうしてピアノ教室を卒業するまでの3年間は

念願のアップライトで練習する環境が整いました。

 

ですがアップライトでの練習には

今までになかった問題がありました。

そうです 騒音問題です。

ド田舎暮らしでもさすがに夜は練習できません。

おまけにピアノを弾いていると

年頃の弟から「うるさい」と言われ(笑)

さらにこれは私の性格で

ピアノの練習は誰にも聞かれずに一人でしたい(笑)

これは今でもそうです。

練習してるの聞かれるの恥かしいんですよね。

おまけに 上手でもないし

うるさいと思われてるよなぁとか

音楽以外の余計なことがいろいろと頭に浮かんできて全く集中できないんです(泣)

だから私がピアノを弾けるのは

学校から帰ってから母親が仕事から帰宅するまでの

わずかな時間でしたwww

母親が帰ってくる車の音がしたら

そっと蓋をしめる日々。

(私みたいな性格の方にはリビングにピアノという環境はあまりおすすめしない。笑)

 

と、こんな環境と性格だったので

ヘッドホンを使える電子ピアノは最高でした!!

当時彼氏とは結婚前提で同棲していましたが

お互いの仕事の休みの日がちがっていたこともあり

部屋に1人でいることも多かったです。

1人でヘッドホンありというナイスな環境!

(昼間でも近所のこととか気になってた音を出す勇気がない。泣)

本当の本当の理想は

防音室でグランドピアノという環境ですけどね〜

 

電子ピアノがきてから趣味として

自由にピアノを弾く生活が始まりました。

ピアノ教室に通っていた頃は

練習曲メインの練習でした。

年一回の発表会ではクラシック曲を弾き

ポップスなどのアンサンブルをしたり。

レッスンや発表会にむけての練習です。

 

でも今はレッスンに行くわけではないので練習曲に追われずに自由に好きなときに好きな曲を弾くことができます。

このスタイルでピアノと付き合うのは

初めてでした。

 

子供の頃は 知ってる世界も行動範囲も狭く

おまけにお金もなくて自由に好きな曲の楽譜を買うこともできませんでした。

子供の頃出来なかったことが

大人になって趣味としてできるようになりました。

 

こうなれたのは

ピアノを習わせてくれて両親のおかげ

そしてピアノを継続して多少なりとも練習した子供時代の自分のがんばりのおかげです。

 

 

つくづく思うのは

ピアノは内向的な私にはぴったりの趣味だということ。

大人から始めるのももちろんありです!!

1人でも楽しめるピアノっていいですよ

 

 

 

ごめんなさい(←だれに?)

音楽と私シリーズ

まだもう少しつづきます(苦笑)

 

 

こんなしょーーーもない

個人的なブログを最後まで読んでいただき

本当にありがとうございます。

 

【音楽を楽しむ心の余裕】音楽と私 社会人になってから

こんにちは

 

今日もまた

音楽と私 のつづきです。

 

 

こうして

音楽とバイトにあけくれ

とくにやりたいことのなかった私が

社会人となりました。

自分の苦手をわかった上で

それを克服したくて

あえて選んだ営業職。

 

結論からいうと

営業はやっぱり合わなかった!!

(自分のことがよくわかってたってことね☆←褒めてみた)

 

上司に常に報告を求められ

スピードと行動量が求められ

数字を求められ

締め日が終わっても

毎月毎月またリセット、、、

永遠に続くノルマ、、、

おまけに成績は給料にも反映される仕組み

実家から離れた一人暮らしにはキツかった!

 

かつてないストレスでしたwww

この仕事は3年ちょっと続けて

精神の限界に近づいて

自分が壊れてしまう前に転職しました。

(やめる直前の時期、朝礼での部長の話がストレスすぎて発狂寸前の状態だった。発狂しそうな状態だなんて人生で初めてで自分でもヤバいと思ったよ。発狂という言葉なんて無縁だと思ってた。)

 

この営業職を経験して

自分が頑張れることと頑張れないことがある

ということがよくわかりました。

 

仕事のことを書き出すと

どんどん脱線するのでそろそろ

音楽の話に戻します。

(仕事で得た経験のことはまたいつか書こうかな。)

 

そんなこんなで

仕事のストレスが大きすぎて

とても音楽を楽しむ余裕がなかったんです。

どこかの合唱団を探すでもなく

電子ピアノを買うという金銭的余裕もなく

(楽器を買うという思考にすらなれなかった)

しいていうなら

営業へ向かう車内で音楽を流していたくらいでした。

 

そんな私が

ようやく音楽をしたいと思えたのが

転職後しばらくしてからでした。

 

転職先は前に務めていた会社と同じ業界でした。

(営業は嫌だったけど、この仕事のことを勉強して知識をつけるのは好きだった)

独立して起業した社長のもとで働くことになり

事務的なアシスタント業務をすることになりました。

同じ業界ということで

これまでの経験や知識もいかすことができ

営業もすることもなく

事務所に一人でいられる時間もあり

前よりかなりストレスが減りました。

もちろん仕事なので

いろいろと大変な事もありましたけどね。

 

こうしてようやく心に余裕がうまれ

音楽をしたいと思えるようになってきたんです。

 

というのも

職場の近くに毎日のように出入りしていたホームセンターがありました

そこに電子ピアノがあったんです。

触りたくて触りたくて仕方なかったけど

恥ずかしくて音を出すことが出来なかったんです。

弾きたくて弾きたくて

少し精神的に余裕がでてきた私は

これを買おう!!と決意しました。

そして電子ピアノ貯金がスタートしました。

 

貯金スタートしてまもなく

私の誕生日が近づいてきました。

すると彼氏(今の夫)が私に言ったんです。

 

彼氏(今の夫)「誕生日は何が欲しい?」

 

電子ピアノしか考えていなかった私は正直に言いました。

 

私 「実は今、電子ピアノが欲しくて貯金してるんだ。プレゼント代をその資金に充てさせてもらってもいいかな、、、」

 

図々しいと思いながらも告白しました。

欲しいものは他にないから数千円でも足しになればそれが一番嬉しいと思ったんです。

すると

 

彼氏(今の夫)「いいよ。それなら電子ピアノ買おう。全部だすよ。」

 

私 (え、、、、?!!!)

 

私「全部だす、、、?!

そんなそんな!!それはいいよ!!だって高いよ?!もう少しで貯金貯まるから、少しだけ手伝ってくれるだけでいいよ!!!!」

 

彼氏(今の夫)「いいよ、オレが出すから買いなよ。」

 

びっくりしました。

そんなつもりはほんとーーーになかったので

嬉しさと申し訳なさとありがたさと

複雑な感情でしたが

嬉しくて嬉しくてたまりませんでした!!!!

 

数万円する電子ピアノ。

甘えて買ってもらいました。

 

 

嬉しくて早く弾きたくて

お店が配送するという日にちが待ちきれず

心配する店員をよそに

大丈夫です!と

一人で車でお店から持ち帰り

一人で組み立てました(笑)

 

(持ち帰った日、仕事に行っていた彼氏の帰宅を待ちきれず、一人で開封して、二人以上での組み立てを想定している重量30㌔の電子ピアノを一人で組み立てました。かなり重かったよ。かなり無理して組み立てたよ。)

 

 

実家にいた頃も持っていなかった電子ピアノです。

嬉しくて嬉しくて

ヘッドホンをつけてたくさん弾きました。

 

こうしてようやく私の生活の中に

音楽が戻ってきたのです。

 

 

つづく。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

【音楽が当たり前じゃなくなった】音楽と私 社会人生活スタート

こんにちは

 

 

なんだかんだて続いている

音楽と私シリーズ。

さっそくつづきを書いていきます。

 

 

合唱を通して

自分の感覚に集中して音楽と向き合うことで

表現することの喜びを知った大学時代。

これまであった殻をこわしたような

自分を開放できたような感覚をあじわい

音楽の世界が広がりました。

 

今まで書いてきたように

私の学生時代は

5歳から高校卒業まで続けたピアノ

中学での吹奏楽

大学での合唱

というように

ずっと音楽とともに過ごした期間でした。

 

生活の中に音楽をする時間があり

それが私の日常でした。

 

 

そんな学生時代も終わり

就職し社会人としての生活が始まるのです。

 

と、社会人生活のことを書く前に

少し前にさかのぼります。

 

 

私は中学の時からなりたい職業があって

その職業につくための勉強ができる

大学を目指して受験勉強していたんです。

ですが

センター試験の国語でものすごくこけてしまい

(試験中問題が解けないことに焦りすぎて思考停止。頭が真っ白になるってことを初めて経験。本当に真っ白になった、、、まっしろ、、、)

文系だった私がそんなひどい点数の国語をもって

その後の2次試験を受ける勇気も気力もなく

なりたい職業になれる可能性のある別の私大を

受けることも出来ず(金銭的問題と偏差値に対する変なプライド←悲しいプライド)

国公立に執着し(地方の進学校あるある?)

合格が確実であろう全く関係のない大学に進学することになりました。

 

入学後しばらくは

ここでも頑張ればなりたかった職業に近い仕事は

できるかもしれないと

志しをもって大学に通っていましたが

現実的に思えなくなり夢を捨てました。

 

そんなこともあり学業は最低限になり

合唱とバイトだらけの大学生活をおくるのでした。

 

(典型的なだめだめ学生ですね、、、県外の大学で生活費やら学費やらお金がかかりました。裕福な家庭ではなかったので両親には本当に本当に申し訳ない気持ちです、、、何をしに大学にいっていたのか、私の場合は合唱とバイトでした、、、)

 

そんなわけで

やりたいことも特にない私が

大学4年生になり本格的に就職活動を始めました。

 

当時付き合っていた彼氏(今の夫)と

離れたくないという理由で

転勤のない就職先を探し

最初に受けた会社から内定をもらい

そのまま就職を決めました。

転勤もないし待遇面でも良さそうということで

全く知識のない業界でしたが

そこで働くバリバリのキャリアウーマンの姿に憧れあえて営業の世界に飛び込みました。

そう

あえてです。

自分でもわかってました。

自分が営業向きでないということ。

話下手でいつも聞き役だということ。

でもそんな自分を変えたくて

キラキラとしたキャリアウーマンに憧れて

選んだのが最初の会社でした。

 

こうして大学卒業後

無事に(?)社会人としての生活がスタートしました。

 

当然ですが

所属していた2つの合唱団体は

学生の団体でしたので

卒業とともに引退となりました。

 

これまで当たり前だった

日常で音楽を楽しめる生活が

社会人生活のスタートとともに

当たり前でなくなったのです。

 

 

つづく。

 

 

最後までの読んでいただき

ありがとうございます。

【表現する喜び】音楽と私 歌で広がった音楽の世界

こんにちは

 

音楽と私

数記事にわたって続いてます。

読んでくださった方ありがとうございます。

さっそくつづきです↓

 

 

先輩に褒めてもらったことから始まった

私の合唱生活。

大学時代は2つの団体に所属して

宗教曲をメインにいろんなジャンルの歌を歌うことができました。

 

そこでは合唱や音楽好きの仲間

素晴らしい指導者(指揮者)に恵まれました。

そんな環境の中で過ごし

歌うことへの抵抗感はなくなっていくのです。

年に数回は

声楽の先生のボイストレーニングを受けに行き

自分の声と向き合うまでになっていました。

 

 

様々なステージで歌う経験を重ね

市民オーケストラの方々と共演させていただく機会にも恵まれました。

今思い返しても本当に充実した日々を過ごしていたと思います。

 

これまでピアノを通してみていた音楽の世界が

歌を学ぶことで広がっていくのを感じました。

 

一番大きかったのは

表現する喜びを知ったことです。

 

体全身を使って音楽を表現する。

この感覚を私は歌うことで知りました。

歌は楽器もいらない

自分の体が楽器なんです。

自分の体 自分の声だけで

どう曲を表現するか。

体の使い方や息の使い方に

これほど神経を使うことって

今までなかったように思います。

 

目で指揮者をみて

耳をつかって周りの声をきいて

自分の声を合わせます。

 

体を使って息のコントロール

その息に言葉をのせる。

 

自分の感覚に集中することに

夢中になりました。

こんなに音楽に集中した経験は

今までありませんでした。

 

自分がどんな顔をして歌ってるかとか

歌ってる自分がどう見られるかといった

他人の目を気にすることなく

ただ音楽に集中していました。

 

音楽に集中することで

ずっと殻にこもっていた何かを

開放できた気がしました。

 

 

ピアノを習っていた私ですが

音楽を表現するということに

ずっと抵抗がありました。

抵抗というか

恥ずかしさがありました。

 

人前で それがピアノの先生の前であっても

こう表現したいという思いを

ピアノで表現することが恥ずかしくてできませんでした。

 

音に集中するというより

ピアノを弾いている自分を

俯瞰しながら弾くという感じでした。

 

 

ピアノを弾くときは

メロディと伴奏の音のバランスに気をつけるとか

フレーズ感を意識するとか

音の響かせ方とか

表現に関するテクニック的な事は

意識しているつもりでした。

このような知っているテクニックをつかって

間違えずに弾けることを良しとしていました。

もちろん練習しなければ出来ないことなので

これを否定している訳ではありせん。

 

でも何か殻を抜け出せないような

自分の中にある何かを開放できない

そんな演奏をしていたと思います。

当時はそれが何かも分からなかったし

それがテクニック的な未熟さからくるものだと

思っていました。

 

その何かわからなかった感覚を

歌を歌うことで

音楽に集中することで

わずかながらつかめたような気がしました。

 

テクニックの先にある

内面から湧き出るようなもっと音楽的なものを

心から音楽を楽しむことで

あじわったという感覚です。

 

 

大学時代はピアノとは離れていましたが

合唱を通して自分の中の音楽の世界が大きく広がりました。

音楽を表現する喜びのようなものを感じました。

 

 

音楽に関して専門的な勉強を

きちんとしているわけではないし

知らないことは山程あります。

練習ばかりしていたわけでもありせん。

ただ音楽が好きな私が

私なりに音楽に向き合って

経験してきた感覚です。

 

こんなことをブログに書くのは

身の程知らずというか

専門的な方からしたら

的はずれなことを書いているかもしれません。

自分でも理解しきれているとは思ってません。

ただ

これから先の人生もずっと音楽のそばにいたいし

音楽を通して

言葉で言い表せない感覚的なものを

その時々のありのままの私で

感じていけたらいいなと思っています。

 

これまでの事の記録として

ブログに残していこうと思って書いてます。

 

 

つづく。

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます♫

 

【褒めてもらえたことが嬉しかった】音楽と私 合唱生活の始まり

こんにちは

 

前のつづきです。

 

 

ピアノと離れて

合唱にのめり込んだ大学時代。

 

人前で歌うことが出来なかった私が

どうして歌うことにハマったのか。

 

ハマった理由はいろいろありますが

少しまとめてみようと思います。

 

 

【褒めてもらえたことが嬉しかった】

 

初めて練習に参加した日のことです。

実は、私の入った合唱部は数人しかいない小さな部だったんです。

もっと大勢で歌えるところがあるよと、

先輩に紹介してもらったのが他大学の合唱団でした。

先輩に誘われるがまま連れて行ってもらった合唱団。そこでの練習が私の初めての練習でした。

 

何もわからない私をあたたかく歓迎してくれるも

他大学の合唱団というAway感に緊張する私。

 

そして練習が始まりました。

 

先輩「まずパート分けをするよ。一人ずつ声出してね。」

 

私 (えぇーーーーー!!1人でーー?!!?'.;,'@/.!!?。)

 

焦りました。そうです。

いきなり一人で歌うことになったのです。

 

私 (まじかぁ。。。)

早速逃げ出したくなりそうな状況。

人前で一人で歌うとかいつぶりでしょう。

てかそんなこと今まであった?!

 

そしてパート分けは始まりました。

 

先輩がピアノを弾きます。

ドレミレド〜♪

この音に合わせて「あああああ〜♪」と声を出す。これだけです。

これを半音ずつ上げていきます。

 

「あ」だけなのにドキドキする。。。

順番を待つ新入部員の中には合唱経験者もいます。

私歌えるんだろうか。。。

 

そして私の番になりました。

はっきりいって自分の歌声なんて

自分でもよく分かっていませんでした。

私 どんな声で歌うんだっけ???

 

先輩がピアノを弾き始めました。

始まりました。

 

私「あああああ〜」

 

声でました。

やらなきゃいけない時はいつかきます。

 

多分 声震えてたんじゃないかな。

 

歌初心者の私は

腹式呼吸なんてさっぱり分かりません。

でもピアノの音にあわせてなんとか

声を出し切りました。

 

私 (はぁ〜なんとかおわった。)

 

先輩「君アルトだね。私と一緒だよ、よろしく!」

 

私「そうなんですね。よろしくお願いします。」

 

私 (アルトかぁ、てことはハモる方ね。中学の吹奏楽部でもそんな立場だったな。主旋律はめったにないのよね。メロディを引き立たせる側ね。私っていつもそんなとこよね。)

 

↑アルトと決まった時、一瞬頭に浮かんだことです。だいたいですがこんな感じのこと。

 

吹奏楽でもそうですけど、

前列の方に並んで主旋律を吹くことが多い

クラリネットとかフルート、サックス。

後方でトロンボーンを吹いていた私は

そんな主役みたいな立場に

いいなぁって憧れがあったんです。

目立ちたい性格ではないけど、

好きな音楽に関しては

私もやりたい!!って

少し前のめりな気持ちがありました。

そんなこともあって

自分の楽器にあまり愛着がわかず

(しかも先輩に勝手に決められた楽器だった)

中学の吹奏楽では他にも悩みがあって

大学でも再開しようとあまり思わなかったんです。

合唱も同じように

主旋律を歌うソプラノとかに耳がいくじゃないですか。少し憧れがありました。

 

でも今は素直に

アルトっていうのが

私らしくていいなって思ってます。

メロディを支える側ってとっても素敵です♪

 

パート分けの話に戻します。

 

こうして無事にパート分けが終わりました。

もう一人で歌うってことはないよね。

ほっとした私に先輩が声をかけました。

 

先輩吹奏楽経験者は息の使い方がいいね!初心者だからかな?声が素直に真っ直ぐでてて良かったよ。」

 

 

、、、、?!

 

 

嬉しすぎるお言葉!!!

 

もうね、これが最初のきっかけですよ。

歌うことが楽しいと思えたのは。

泣きそうなくらい嬉しい言葉でした。

 

たいして思い入れも持てなかった吹奏楽の経験を

まさかこんなところで褒めてもらえるなんて。

 

合唱経験者もいるなか、声が素直だなんて

初心者の私にこんな嬉しい言葉はありません。

 

 

自分では分からないこと

むしろマイナスに感じるようなことを

褒めてもらえるなんて

本当に思いがけないことで

とにかく嬉しかったんです。

 

 

 

こうして私の合唱生活は始まったのです。

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

またつづくーーー

多分まだまだつづくよ。。。

 

 

好きなことを書くのって楽しいです。

こんな自己満ブログに

最後まで付き合っていただき

本当にありがとうございます。

【音楽の話をしたい】続、音楽と私

こんにちは

 

昨日のつづきです。

 

人前で歌うなんて恥ずかしすぎる。

カラオケも苦手だから歌いたくない。

 

そんな私がどうして合唱部(合唱団)に入ったのか。

 

理由はひとつです。

 

部室にピアノがあったから。

 

そうなんです。

部室にアップライトピアノがおいてあったんです。

 

ピアノ教室も卒業し

実家も離れて一人暮らし。

ピアノに触ることも出来なくなった私は

部室のピアノを弾きたいがために

合唱部に入ったんです。

 

そんな理由で始めた合唱。

 

なんと

 

歌うことに見事にハマりました!!

 

ピアノを弾きたいという気持ちより

歌いたい!

上手くなりたい!

ハモりたい!

この気持ちがどんどんわいてくるんです。

 

多分こういうふうに思えたのは

仲間の存在が大きかったと思います。

歌が好きな仲間が集まり

みんなで曲を作り上げる。

このことがとても楽しくて

居心地がよくて!

もちろん大変な事もたくさんありましたが

この4年間の経験は

今でも心の支えになっています。

 

ピアノを弾きたい気持ちは

どこにいったの??

 

弾きたい気持ちがなくなったわけではありません。

 

人前で弾くのは恥ずかしかったので

大学が休日の日に部室に1人侵入して

こっそり弾いたりしていました。

ですが、休みの日でも誰かしら

いるんですよね。

人の気配がすると

きかれたくなくてピアノの蓋をそっとしめる。

こうしてだんだん弾くことがなくなっていったピアノ。

 

極めつけだったのが

ゴールデンウイークに1ヶ月ぶりに実家に戻った時。

 

久しぶりにピアノが弾ける♪

 

ずっと習っていたので

1週間に1度はレッスンがあり

必ず弾いていたピアノ。

(練習はあまり熱心にするタイプではなかったので、

毎日弾いていた訳ではなかった。)

 

1ヶ月もまともに弾かないなんて初めてでした。

ワクワクしてピアノの蓋をあけ

弾き始めました。

つい1ヶ月前まで弾いていた

発表会で弾いた曲です。

 

??????????

 

、、、何これ??????

 

これ私の指????!!!!!

 

弾けないーーーーー!!!!!!!!

 

そうなんです。

1ヶ月もひかないと

指の感覚が相当にぶっていて

前のようには弾けないのです。

 

思うように動かない指。

 

この時に感じた絶望感のようなものは

今でもはっきり覚えています。

 

そうか、

ピアノから離れるというのは

こういうことか。。。

 

当時、貧乏学生の身で

電子ピアノを買うなんて

考えもできなかった。

 

ピアノを卒業まで続けられた

ということに関しては

多少は私の自信になっていたんです。

(上手い下手とかは置いといて)

あぁ、私のピアノ人生はこうして

フェードアウトしていくんだ。

そう寂しさを感じるのでした。

 

そんなこともあり

ピアノへの気持ちを忘れるかのように

どんどん合唱にのめり込んでいきました。

 

 

つづく。

 

(いつまで続くのかは私もわかってません)

 

 

 

補足↓

 

⚠なんだか学生時代の私が

とーってもピアノが上手だったかのような

文章になってますが、、、

決してそんなことはありません!!

練習熱心だったわけでもありません!!

レッスン直前に焦って練習!!

なんてよくありましたよ〜。

なので習ってた年数のわりに

弾けない(汗)

 

 

でもね

ピアノは好きでした

 

だから辞めたいとも一度も思うことなく

13年間続けられたんでしょうね。

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

【音楽の話をしたい】音楽と私

こんにちは

 

かなり久しぶりのブログです。

 

前回(といってもだいぶ前)ショパンコンクールのことを書いて

自分がどれだけ音楽が好きなのか

音楽がどれほど自分を癒やしてくれるのか

思い知ったんです。

 

小さい頃、車で出かけるときはいつも

母が童謡のカセットを流してくれて一緒に歌っていたそうです。

そのカセットの記憶ははっきりと覚えていますし

車内の記憶もうっすらとですが残っています。

オルガンを譲ってもらったことをきっかけに

5歳からピアノを習い始めました。

家でよく歌を歌ったりしていた私をみて

音楽が好きそうだと

ピアノを習わせてくれた両親には

感謝の気持ちでいっぱいです。

ピアノは高校卒業までつづけました。

 

中学では吹奏楽部に入りトロンボーンを吹きました。

高校で運動系の部活に入りましたが続かず1年で退部。

大学に入って、やっぱり音楽がしたいと合唱団に入りました。2つの大学の合唱団を掛け持ちし

歌とバイトに明け暮れる毎日を過ごしました。

学業は完全におろそかでした。

親には本当に申し訳ない。。。ごめんなさい。

 

小さい頃から生活の中に

ずっと音楽がありました。

 

私の学生時代は音楽とともに過ごした日々でした。

 

中学に入って友達との関係に悩んでも

音楽があったから救われていたと思います。

音楽室にいって部活仲間と楽器の練習をしたり

合唱コンクールで伴奏をしたり。

 

高校では何を血迷ったのか

運動系の部活に入るもあまり馴染めず1年で退部。

だからはっきりいって高校の時は

勉強の記憶ばかり。

友達との楽しかった思い出ももちろんありますが

やっぱり自分をだせていないというか

人との関係に悩みながら過ごした日々でした。

予習復習試験に追われながらも

週一回はピアノのレッスンに行く生活。

学校以外の居場所がありました。

 

大学で県外に出て一人暮らしを始めたので

ピアノとは離れなければなりませんでした。

もともと私の通っていたピアノ教室は

高校生までを対象にしていて

高校3年生の発表会で卒業するところでした。

ピアノ教室は最後まで続けたというかたちです。

ピアノを習うということもなくなり

実家も離れることになり

ピアノに触れられる環境はなくなりました。

 

大学に入って

高校での経験もあり

やっぱり音楽だと再確認したのです。

なのでサークルは音楽系しか考えませんでした。

 

中学での吹奏楽の経験があったので

吹奏楽部かと思いきや

まさかの合唱部(合唱団)です。

中学の合唱コンクールくらいしか経験のない合唱。

しかもいつも伴奏をしていたので、

歌う側はあまりイメージできず。

しかも人前で歌うのなんて

大の苦手!

カラオケも大の大の大の苦手!!

そう、小さい頃は大好きで歌っていた歌を

成長とともに歌わなくなっていっていたんです。

恥ずかしくて人前で歌うなんて出来ない人になっていたんです。

たぶん、自分を抑える癖がついていて

歌という表現活動も恥ずかしくなっていたんです。

 

そんな私が合唱を始めたんです。

 

 

 

つづく。